建設業許可を取得すると、事業者ごとに建設業許可番号が振り分けられます。
金看板や許可通知書に書かれているこの番号、一見すると意味不明な記号の並びに見えますが、実はひとつひとつに意味があります。読み方が分かると、その業者がいつ許可を取ったのか、一般か特定か、どこの許可かまで分かるようになります。
許可番号の例

この番号を、3つの部分に分けて見ていきます。
1.兵庫県知事許可 許可を与えた行政庁
最初の部分は、許可を与えた許可権者を示しています。
営業所が兵庫県内だけであれば「兵庫県知事許可」、2つ以上の都道府県に営業所があれば「国土交通大臣許可」となります。
つまり、この部分を見れば、その業者がどこに営業所を構えているかの見当がつきます。
2.(般-1) 許可の種類と取得年度
カッコの中は2つの情報を含んでいます。
「般」か「特」か
「般」は一般建設業許可であることを示します。特定建設業許可なら「特」となり、(特-1)という表記になります。
横の数字は許可の取得年度
「-1」の部分は、許可を取得した年度を示しています。
この例だと、令和元年に許可されたと読み取れます。仮に平成30年に取得していれば(般-30)となります。
注意したいのは、更新するたびにこの数字が変わるという点です。令和元年に取得した許可を5年後に更新すると、(般-1)は(般-6)に変わります。
3.第123456号 会社毎の固有番号
最後の6桁の数字は、会社ごとに与えられる番号です。
この数字は更新しても変わりません。 一度与えられたら、その会社の番号としてずっと使われます。
まとめ 番号から読み取れること
- 兵庫県知事許可 … 許可を与えた行政庁(営業所の場所が分かる)
- 般 … 一般建設業許可(特なら特定建設業許可)
- -1 … 許可を取得した年度(更新すると変わる)
- 第○○○○○○号 … 会社ごとの番号(更新しても変わらない)
たとえば令和元年に許可を取得した業者が5年後に更新すると、次のように変わります。
(般-1)第123456号 → (般-6)第123456号
カッコの中だけが変わり、6桁の番号はそのままです。
実務での使いどころ
この読み方を知っておくと、こんな場面で役に立ちます。
- 取引先の建設業許可番号を見て、いつから許可業者なのかが分かる
- 自社の番号を見て、次の更新がいつかの目安になる
- 一般か特定か、看板を見ただけで判断できる
許可を取得すると、営業所と工事現場に標識(いわゆる金看板)を掲げる義務があります。そこにもこの許可番号が記載されます。
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